ナース、それは心の支え

「人はパンのみに生きるにあらず」
イエス・キリストは言いました。つまり、人間が幸福に、平穏な心で生き続けるには食べ物さえ、物質的な満足さえ抱えていれば良いということでは無く、精神的な満足を得て初めて人間として幸福に、満足な状態を得ることができるのです。
しかし幸福とは何でしょうか。何をしていれば幸福なのでしょう。毎日好きなだけ寝ていれば幸せなのでしょうか? 自由に使えるお金が多ければ幸せ? たくさんの本やものに囲まれていれば幸せでしょうか? 友人や周りの人に恵まれていれば良いでしょうか。
幸福とは何のことを言うのでしょう。暖かい陽気の昼下がり、公園のベンチに座りながら駅前のスターバックスコーヒーで買ったカフェモカを片手に遊んでいる子供たちの声を聞いているのが幸せでしょうか。
友人、恋人とアミューズメント施設などで大騒ぎして我を忘れてはしゃいでいるのが一番の幸せ?
全部正解ですが、どれか一つに偏っていてもいけないと私は思います。
まんべんなく満足を得ていて初めて、総合的な幸福を感じることができるでしょう。


ナースの役目は人の心を助けること

ナースの仕事はもちろん医療行為です。医者のサポートであり、患者の命を助けることです。
ですが、医療行為もまたそれだけでは成り立ちません。医療行為は、心と体の両面から治療し癒すことで初めて完了するものです。
「病は気から」とも言いますし、心が与える体への影響は計り知れません。特に最近では若者が精神疾患に苦しむ話をよく耳にします。そういった、精神を病んでしまった人は遅かれ早かれ体も壊してしまう人がほとんどです。
心と体は繋がっています。
その両面からサポートするのがナースの役目で、その分野の仕事を大きく求められているとも言えます。もしナースとしてその役目を全うする自信がない人はいっそ転職を考えたほうが良いかもしれません。


ナースはやさしさを求められる?

もちろん、心を癒すのはナースのやさしい心に他なりません。
ですが、やさしさ一辺倒ではもしかしたら癒すのには不十分だと言えるかもしれません。ナースにはやさしさと同時に厳しさも求められます。
人に優しさだけ与えるのはそれほど難しくありません。その人物に関心をあまり寄せていなくても、ぼんやりと無心でやさしさを与えることは可能です。同時に厳しい言葉を投げかけるのは、その人のことを真剣に考えてはじめて可能です。
ナースが転職を迫られるとき、それは人への関心を無くしたときかもしれません。

This entry was posted in ナース 転職. Bookmark the permalink.